腎臓医療について
腎臓のおもな働きは、血液からの老廃物と余分な水分の除去。この機能が30%以下に落ちた状態が腎不全で、進行性ですが早めの食事療法が有効です。たんぱく質、カリウム、塩分、りん、水分などを注意深く管理し、合併症にも気をつけます。腎機能が10%を切ると腎移植か透析が必要になりますが、移植は日本ではまだ数が限られています。一方透析は技術もケアも進み、仕事や旅行も可能です。でも食事の管理はとても重要です。患者様向けの勉強会をご利用ください。
人工透析には、血液透析(HD)、血液濾過透析(HDF)、腹膜透析(CAPD)などがあります。近年は、活動の場を広げたい方のために、CAPDもおすすめしています。